2005年に比べて、消費電力量が約80%も削減!
エネルギー効率向上への努力が、成果を上げています。

注1) 消費電力量のデータは国際エネルギースタープログラムに適合・登録されているプリンター、複合機のTEC値(カラー・モノクロ)を平均
TEC(Typical Electricity Consumption, 通称テック)
1週間の消費電力量を表す数値。米国の環境保護庁(EPA)が定めた計測方法に従い、プリント出力する枚数速度ごとに、一週間でプリントする枚数を決めて、その際に使用される電力量で省エネ性能を比較する単位
2016~2019年はプロフェショナル製品を除く

注2) 消費電力量計測時のプリント枚数は2007年当時の使用予測から規定されましたが、近年の使用実態に合わせ、Ver.3.0から変更されました。これにより2020年以降のTEC値は以前の1/4程度になっています。

注3) グラフは、日本における国際エネルギースタープログラムに基づく集計

ご存じですか? 進化した複合機の省エネ事情

ひと昔前までは「オフィスで電力消費が大きいのはパソコンや複合機」と言われていました。現在も、そのように思われている方もいらっしゃるようですが、ここ20年で複合機の省エネ性能はめざましい進歩を遂げています。20年前に比べ消費電力量は80%も削減されているのです。

20年前の複合機

消費電力量:2.73kWh/週

最新の複合機

消費電力量:0.50kWh/週

ご利用中の複合機のTEC値を確認したい場合は、国際エネルギースタープログラムホームページの「適合製品検索 事業者検索」でご覧になれます。

国際エネルギースタープログラム

注4) 2005年度カラー機から2022年カラー機に変えた場合の消費電力量の算出は以下の通り。
2005年度カラー機①2.73kWh
2022年度カラー機②0.5kWh
2005年度と2022年度では国際エネルギースタープログラムのバージョンに基づく消費電力量の算出基準が異なる。2005年度の値を1/4にして同等の稼働状態で比較可能とした。


消費電力量が低い複合機を導入するメリット

1.環境負荷低減:エネルギー効率が向上し、環境に与える負荷が低減されます。
2.コスト削減:電気代が削減されるため、長期的にはランニングコストが低くなります。

「照明」と「複合機」の消費電力量比較

20年前に比べて80%減になった今(2025年6月)でも、他の機器と比較したらやはり電力消費は大きいのでは?
と思われている方も多いのではないでしょうか。そこで、LED照明と複合機の消費電力量を比較してみました。

結論からいうと、ほぼ同じ。

複合機ってLED照明1灯と同じくらいの電力しか消費しないんですね。

  • 蛍光灯
    消費電力量:0.64kWh/週
  • 複合機
    消費電力量:0.50kWh/週

一般的な40型 1灯相当(12.7W)のLED照明を、週休2日制のオフィスで1日10時間利用したとすると消費電力量は、1週間で0.64kWhになります。一方、2022年度の複合機(TEC=0.50)を例にすると、消費電力量はTEC値から0.50kWh。

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