用語集 IPフィルタリング ネットワークに接続できる複合機、プリンターはTCP/IPプロトコルでデータ通信を行うことができる。IPアドレスとは、複合機、プリンターやPC、通信機器毎に割り当てられた番号。IPアドレスを管理(フィルタリング)することで、意図しない利用者からの複合機、プリンターへの不正アクセスを防止することができる。 Webサーバー機能 複合機、プリンターに対して、利用者が自身の端末(PCやモバイルデバイス)からWebブラウザーを使い、データ(画像データやユーザー情報など)の送受信を行うことができる機能のこと。 管理者パスワード 複合機、プリンターの管理設定をするためのパスワード。多くの機器では工場出荷時に初期パスワードが設定されているが、不正操作防止の観点から、利用開始時に強固なパスワードに変更することが推奨される。 クラウドプリントサービス インターネットを介して、提供される印刷サービス。外出先やコンビニ等で出力することができる。社内の複合機、プリンターであっても適切な設定とサービス等を選択すれば利用できる場合もある。 情報資産 資産価値のある情報・データ。開発情報や技術情報、顧客情報、財務情報、人事情報など多岐にわたる企業活動に必要となる情報のすべて。また、それらを利用するためのインフラ設備や機器、記録媒体、紙など。情報セキュリティ対策ではこれらの情報資産をどう守るのかが重要になる。 情報セキュリティ 情報資産を様々な脅威から守るための対策のこと。 ストレージ機能 複合機、プリンターに内蔵されているHDDやSSDなどに、画像データやユーザー情報を保持する機能のこと。 認証機能 利用者個人を識別して、複合機の印刷・コピー・スキャン・ファクス等の機能に対する利用制限をかける機能のこと。利用者を認証するための手段として、パスワードやICカード、生体認証など様々な方法がある。 例えば、ICカード認証では社員証などの非接触型ICカードをカードリーダーで読取り、特定の利用者にだけ複合機を利用させることができる。 ファイアウォール 外部ネットワークと内部ネットワークの間に設けられ、通信を許可するか否かを判断するソフトウェアやハードウェアシステム。攻撃者は様々な手法で外部ネットワークから内部ネットワークへの侵入を試みるが、ファイアウォールによって外部ネットワークからの不正アクセスを監視、ブロックすることができる。このため、複合機やプリンターは内部ネットワークにつなぐことで、不正アクセスを防止することができる。 ルーター 2つ以上の異なるネットワーク同士を相互接続(中継)するための通信機器。