脅威の事例
事例 6
保護されていないスキャンデータをメールで誤送信した
社内の機密紙文書をスキャンによりメール送信する際、
宛先メールアドレスの入力を誤り、意図しない宛先にメール送信してしまった。
紙文書をスキャンしてメール送信する際に、操作パネル上でうっかりメールアドレスの入力を誤り、その事実に気づかずに送信してしまうケースがあります。このような場合、全く関係のない第三者に機密情報が知られてしまう恐れがあります。
経営リスク
▼▼▼会社としてのイメージダウンにつながる▼▼▼
(信用失墜)
社内機密文書を複合機でスキャンし、アドレス帳から本社宛先を選択し、スキャンしたデータが添付されたメールを送信していた。この業務を担当しているAが急な用事のため、新人Bに依頼したところ、新人Bはアドレス帳から本社のアドレスに送るつもりが誤ってC社のアドレスを選択し、保護されていない社内機密文書を誤送信した。
対策
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- 実施者
- 管理者一般利用者
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- 実施シーン
- 設置時運用時
- その他セキュリティ機能
機密紙文書をスキャンする際にパスワード付きPDF化を行うことで、誤った宛先にデータを送信してしまったとしてもパスワードが漏えいしない限り第三者はPDFを閲覧できません。またパスワードは第三者に推測されにくいものを設定するようにしましょう。 もちろん、メール送信前に宛先が正しいか確認しましょう。