脅威の事例
事例 4
出力した紙文書が部外者に持ち去られた
お客様の個人情報が記載されたデータを印刷した後、
出力文書が複合機のトレイにしばらく放置されたため、部外者に持ち去られてしまった。
紙文書を出力したまま放置しておくと、第三者に持ち去られたり、盗み見される恐れがあります。トレイ上に紙が放置されている状態を防ぐ必要があります。
経営リスク
▼▼▼情報流出させてしまった顧客に対して、賠償する可能性がある▼▼▼
(経済的損失)
毎月新規顧客の個人情報(月平均50件ほど)を保存用として複合機から印刷し、長期保存用として保管していた。通常は印刷後すぐに出力文書を取りに行くが、電話応対をしていたため、顧客情報文書がしばらく放置された。この間に、第三者が顧客情報文書を持ち去った。
対策
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- 実施者
- 管理者一般利用者
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- 実施シーン
- 設置時運用時
- ユーザー認証
複合機を、部外者が入室できない場所に設置することも対策の一つです。
また複合機の認証機能やセキュアプリント機能などを利用することで、紙文書を必要な時に必要な分だけ出力することができます。まず印刷データは複合機内のストレージに保存され、必ず印刷指示者が複合機の前に行って認証操作(ユーザーID・パスワード入力、ICカードタッチなど)を行ってから出力します。これらの機能を用いて、紙文書を放置しないことを社内で徹底することで、紙文書の持ち去りを防ぐことができます。
特に複合機を誰でも使用できるスペースに設置する必要がある公共機関(大学・図書館など)においては、これらの機能の活用が推奨されます。